ベトナム人は子供が大好きで、レストランでもカフェでもお子さん連れを温かく迎えてくれます。ただし、バイクが溢れる交通事情や衛生面など、事前に知っておくべきポイントもあります。
この記事では、ホーチミン在住のファミリーの視点から、子連れ旅行を安全に楽しむための情報をまとめました。
子供が喜ぶ観光スポット
動物園・テーマパーク
サイゴン動植物園
Thảo Cầm Viên Sài Gòn
1865年開園のアジア最古級の動物園。象、キリン、トラなど1,000種以上の動物。広い園内で子供がのびのび遊べる
1区中心部からGrabで10分程度とアクセス抜群。園内は緑豊かで日陰も多く、ベビーカーでも回れます。午前中の涼しい時間帯がおすすめです。
ダムセン・ウォーターパーク
Công viên nước Đầm Sen
ウォータースライダー、波のプール、キッズプールなど30種類以上のアトラクション。80cm未満は無料
暑いホーチミンで子供が大喜びのウォーターパーク。キッズエリアが充実しており、小さな子供でも安心して遊べます。園内に食事スポットもあります。
スオイティエン・テーマパーク
Suối Tiên
ベトナムの伝説をテーマにした巨大テーマパーク。遊園地、プール、水族館がある。1区からGrabで約40分
文化体験
ゴールデンドラゴン水上人形劇場
Nhà hát Múa rối nước Rồng Vàng
ベトナム伝統の水上人形劇。セリフが分からなくてもコミカルな動きと音楽で子供も楽しめる
水上人形劇は45分間と短く、小さな子供でも飽きずに楽しめます。コミカルな人形の動きに子供たちは大喜び。事前にオンラインで予約しておくと安心です。
お散歩・公園
- グエンフエ通り(Nguyen Hue Walking Street):1区の歩行者天国。広々とした歩道で子供が走り回れる。噴水やストリートパフォーマンスもあり
- タオダン公園(Tao Dan Park):1区中心部の緑豊かな公園。遊具エリアあり。朝は地元の人がバドミントンや太極拳をしている
- クレセントモール周辺(7区):三日月湖の周りに遊歩道があり、ベビーカーでの散歩に最適
ファミリー向けレストラン
子連れに優しいレストラン選びのポイント
- エアコン完備の室内席がある(暑さ対策)
- キッズメニューまたは取り分けしやすいメニューがある
- ベビーチェアがある(大手チェーン・日系レストランに多い)
- 清潔なトイレがある
おすすめレストラン
- Pizza 4P's:日本人創業のピザレストラン。チーズ作り体験もあり子供に人気。市内複数店舗
- 大戸屋(Ootoya):安定の日本食チェーン。お子様メニューあり。1区Bitexco Financial Tower内
- サイゴンセンター高島屋 地下フードコート:和食・洋食・ベトナム料理が揃い、子供の好みに合わせやすい
食事の注意点
- 水道水は飲まない。必ずペットボトルの水を購入
- 氷入りドリンク:大手レストランやカフェは製氷機の氷なので問題ないが、屋台の氷は避けた方が無難
- 香草(パクチーなど):ベトナム料理には大量のハーブが付く。苦手な場合は「Không rau」(野菜なし)と伝える
- 辛い料理:「Không cay」(辛くしないで)でオーダーできる
安全な移動手段
GrabCarが基本
子連れでの移動は**GrabCar(4人乗り)またはGrabCar 7 Seats(7人乗り)**が安全で便利です。
🚗移動手段の比較
子連れでの利用のしやすさで比較
GrabCar
◎ 最も安全で便利。エアコン付き
正規タクシー(Mai Linh / Vinasun)
○ GrabがつかまらないI時の代替手段
メトロ1号線
○ ベンタン〜スオイティエン間。エアコン付きで快適
GrabBike
✕ 子連れでは絶対NG
注意点:
- ベトナムではチャイルドシートの装着義務がなく、GrabCarにもチャイルドシートはありません
- 小さなお子さんは抱っこでの乗車になります
- 心配な方は折りたたみ式の携帯チャイルドシートを日本から持参するのも一案
ベビーカーの使いやすさ
ホーチミンの歩道はバイクが乗り上げていたり段差が多かったりと、ベビーカーには不向きな場所が多いです。7区フーミーフンやショッピングモール内はベビーカーで問題なく回れます。
1区の観光エリアでは抱っこ紐の方が機動力が高いです。
子連れの医療情報
日本語対応の病院
小さなお子さんが急に発熱したり、お腹を壊したりすることは珍しくありません。日本語対応の病院を事前に確認しておきましょう。
- DYM Medical Center:39 Le Duan, D1 / TEL: 1900 2929 37 / 日本人医師常勤
- Family Medical Practice:Diamond Plaza, 34 Le Duan, D1 / 小児科あり
- FV Hospital:6 Nguyen Luong Bang, D7 / TEL: +84 28 5411 3333 / JCI認定の総合病院
日本語対応の病院一覧で詳しく紹介しています。
持っていくべき子供用の薬
- 解熱剤(カロナールなど)
- 整腸剤
- 虫刺され薬(ムヒなど)
- 絆創膏・消毒液
- 日焼け止め(子供用)
- 虫除けスプレー(子供用、ディート不使用のもの)
ベトナムで買える薬・持っていくべき薬も参考にしてください。
子連れ旅行の持ち物チェックリスト
ベトナム旅行の持ち物リストに加えて、子連れ旅行では以下を準備しましょう。
- 抱っこ紐:歩道の段差が多いので、ベビーカーより使いやすい場面が多い
- 使い慣れた離乳食・おやつ:日本のベビーフードは高島屋やイオンで買えるが種類は限られる
- ウェットティッシュ(大量に):屋台やローカル食堂では必須
- 着替え(多めに):汗と食べこぼしで1日2〜3回着替えることも
- 帽子・サングラス:紫外線が強い
- 保冷バッグ:飲み物やおやつの保管用
- お気に入りのおもちゃ:移動中の退屈しのぎ
子連れ旅行で使えるベトナム語フレーズ
- 「Có ghế cho em bé không?」(コー ゲー チョ エム ベー コン?)= ベビーチェアはありますか?
- 「Không cay」(コン カイ)= 辛くしないでください
- 「Không rau」(コン ザウ)= 野菜(香草)なしで
- 「Cho tôi thêm đá」(チョ トイ テム ダー)= 氷を追加してください
- 「Nhà vệ sinh ở đâu?」(ニャー ヴェー シン オー ダウ?)= トイレはどこですか?
子連れ旅行の注意点まとめ
- 交通に最大限の注意。道路を渡る時は子供の手をしっかり握り、一定のペースで歩く
- 脱水症状に注意。こまめに水分補給。ペットボトルの水を常に携帯
- 日差し対策。帽子・日焼け止めは必須。11〜14時の直射日光は避ける
- お腹のトラブル。生水・生野菜・屋台の氷は避ける。お腹を壊した時の対処法
- 蚊対策。虫除けスプレーをこまめに塗り直す。特に夕方以降
関連ページ
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