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ベトナムで買える薬・日本から持っていくべき薬

ベトナムでの生活において、体調不良時の薬の確保は重要な課題です。現地で購入できる薬と日本から持参すべき薬を正しく理解し、適切に準備することで、安心して海外生活を送ることができます。赴任前の準備リストも合わせてご確認ください。

ベトナムの薬事情と薬局について

主要な薬局チェーン

ベトナムには多数の薬局があり、その中でも信頼性の高い薬局チェーンを知っておくことが重要です。

Pharmacity(ファーマシティ)

  • ベトナム最大級の薬局チェーン
  • ホーチミン市内に200店舗以上
  • 24時間営業店舗:District 1の店舗など
  • 英語対応可能なスタッフ在籍

Medicare

  • ヘルス&ビューティーチェーン
  • 住所:District 1に複数店舗
  • 営業時間:8:00-22:00

Long Chau

  • ベトナム大手薬局チェーン
  • オンライン注文・配達サービス提供
  • 処方箋薬も取り扱い

薬局での購入方法

ベトナムの薬局では処方箋なしで購入できる薬(OTC)が多く、比較的簡単に薬を入手できます。ただし、抗生物質などの強い薬は処方箋が必要な場合があります。詳しい購入手順は薬局で薬を買う方法で解説しています。

ベトナムで購入可能な一般医薬品

解熱・鎮痛剤

Paracetamol(パラセタモール)

  • 価格:10,000-20,000 VND(約50-100円)
  • 日本のカロナールと同成分
  • 発熱、頭痛、筋肉痛に効果的

Ibuprofen(イブプロフェン)

  • 価格:15,000-30,000 VND(約75-150円)
  • 炎症を抑える効果も期待できる
  • ブランド名:Brufen、Advil

胃腸薬

Smecta(スメクタ)

  • 価格:30,000-50,000 VND(約150-250円)
  • 下痢止めとして効果的
  • フランス製で品質が安定

Antacid(制酸剤)

  • 価格:20,000-40,000 VND(約100-200円)
  • 胃酸過多、胃もたれに効果
  • ブランド名:Gaviscon、Maalox

感冒薬

Efferalgan

  • 価格:25,000-40,000 VND(約125-200円)
  • 総合感冒薬
  • 水に溶かして服用するタイプ

外用薬

Voltaren Gel

  • 価格:80,000-120,000 VND(約400-600円)
  • 筋肉痛、関節痛に効果的
  • 日本でも販売されている製品

Betadine

  • 価格:30,000-50,000 VND(約150-250円)
  • 傷口の消毒に使用
  • うがい薬としても利用可能

日本から持参すべき薬

必ず持参したい薬

処方薬

  • 慢性疾患の治療薬(高血圧、糖尿病など)
  • 定期服用が必要な薬
  • ベトナムでは入手困難または代替品がない薬

特殊な体質用の薬

  • アレルギー薬(特定のアレルゲン対応)
  • 体質に合った胃腸薬
  • 皮膚疾患用薬

持参を推奨する薬

総合感冒薬

  • パブロン、ルル、コンタックなど
  • 日本人の体質に合わせた配合
  • 価格:日本での購入価格の方が経済的

整腸剤

  • ビオフェルミン、新ビオフェルミンS
  • 食生活の変化に対応
  • 現地の食べ物による下痢予防

目薬

  • 日本製の使い慣れた製品
  • 大気汚染による目の不快感対策
  • 価格:現地で類似品は高価

湿布薬

  • サロンパス、バンテリンなど
  • 日本製品の方が使い慣れている
  • 現地製品より効果を実感しやすい

薬の持ち込み手順と注意事項

事前準備(出国前)

ステップ1:必要書類の準備

  1. 医師からの英文診断書取得
  2. 薬剤情報提供書の英訳準備
  3. 処方箋のコピー作成(英訳付き)

ステップ2:薬の数量確認

  • 個人使用目的:1ヶ月分以内が原則
  • 長期滞在の場合:3ヶ月分まで可能(要相談)
  • 麻薬・向精神薬:事前申請必須

ステップ3:梱包

  • 処方箋薬は処方箋の袋のまま
  • 薬品名が見えるように梱包
  • 液体薬は機内持ち込み制限に注意

入国時の手続き

ステップ1:税関申告

  • 薬物持ち込みの申告
  • 必要書類の提示準備
  • 質問に対する英語での説明準備

ステップ2:検査対応

  • 薬品の種類と用途の説明
  • 医師の診断書提示
  • 個人使用目的であることの強調

注意すべき薬品

持ち込み禁止・制限薬品

  • 麻薬類(モルヒネ、コデインなど)
  • 向精神薬(一部の睡眠薬、抗不安薬)
  • 一部の咳止めシロップ

事前申請が必要な薬品

  • 睡眠薬の一部
  • 強い鎮痛剤
  • 注射薬

ベトナムでの薬購入時の注意点

偽造薬対策

信頼できる薬局の選択

  • 大手チェーン薬局を利用
  • 薬剤師免許の掲示確認
  • 明らかに安すぎる価格の薬は避ける

薬品の確認ポイント

  • パッケージの印刷品質
  • 有効期限の確認
  • 製造会社の確認

言語対応

薬品名の準備

  • 一般名(成分名)の英語表記を把握
  • スマートフォンに薬品情報を保存
  • 症状を英語・ベトナム語で説明できるよう準備

おすすめアプリ

  • Google翻訳(カメラ翻訳機能活用)
  • 薬品名検索アプリ
  • 症状説明用の翻訳アプリ

緊急時の対応

24時間対応の薬局

Pharmacity 24h店舗

  • 住所例:District 1, Le Loi Street
  • 電話:028-xxxx-xxxx(店舗により異なる)

病院での薬処方

日本語対応可能な病院

  • Columbia Asia Saigon International Hospital
  • 住所:District 1, Alexandre de Rhodes Street
  • 電話:028-3823-8888
  • 日本語通訳サービス利用料:約50-100USD

保険適用について

  • 海外旅行保険の確認
  • 現地での支払い方法(現金・クレジットカード)
  • レシート保管の重要性

よく使うベトナム語フレーズ

  • 「Tôi cần mua thuốc」(薬を買いたいです)
  • 「Tôi bị tiêu chảy」(下痢をしています)
  • 「Thuốc hạ sốt ở đâu?」(解熱剤はどこにありますか?)
  • 「Tôi bị dị ứng với thuốc này」(この薬にアレルギーがあります)
  • 「Cho tôi xem toa thuốc」(処方箋を見せてください)

薬局でうまく伝わらない場合は、Google翻訳アプリの画面表示機能を使って症状を見せると、スムーズに対応してもらえることが多いです。

薬代の目安と節約方法

現地薬局での購入費用

一般的なOTC薬

  • 解熱鎮痛剤:10,000-30,000 VND
  • 胃腸薬:20,000-60,000 VND
  • 外用薬:50,000-150,000 VND

処方薬

  • 抗生物質:100,000-300,000 VND
  • 慢性疾患薬:200,000-500,000 VND

節約方法

ジェネリック薬の活用

  • 成分名での薬品検索
  • 価格比較の重要性
  • 薬剤師への相談

まとめ買いの検討

  • 長期保存可能な薬品
  • 使用頻度の高い薬品
  • 有効期限の確認

ベトナムでの薬の調達は、事前準備と現地情報の把握が重要です。日本から必要な薬を適切に持ち込み、現地で購入可能な薬を把握しておくことで、健康管理を効果的に行うことができます。ホーチミンの薬局一覧で近くの薬局を確認し、万が一の際は日本語対応の病院緊急連絡先も把握しておきましょう。

日本の定番薬とベトナムの同成分薬 対照表

日本で普段使っている薬がベトナムで手に入らなくても、同じ有効成分を含む薬が現地の薬局で購入できるケースは少なくありません。ここでは、日本の代表的なOTC薬と、ベトナムで入手可能な同成分の薬を対照表にまとめました。

※ 以下は有効成分が共通する薬の参考情報です。用法・用量は異なる場合があります。使用前に薬剤師に相談してください。

日本の薬有効成分ベトナムの同成分薬備考
バファリンAアスピリン(アセチルサリチル酸)Aspirin pH8(500mg錠)、Aspirin 81mgAspirin pH8はベトナムの薬局で広く流通。81mgは心血管予防用の低用量タイプ
ロキソニンSロキソプロフェンナトリウムLoxfen 60mg(Shinpoong Daewoo製)Pharmacity・Long Chauなど主要薬局チェーンで購入可能。処方薬扱いの場合あり
イブA錠イブプロフェンBrufen、AdvilBrufenシロップは小児用としても流通。成分名「Ibuprofen」で通じる
タイレノールAアセトアミノフェン(パラセタモール)Panadol、Efferalgan、Hapacol(DHG Pharma製)ベトナムで最も入手しやすい鎮痛解熱剤。Hapacolはベトナム国産ブランド
パブロンゴールドAパラセタモール+鼻炎・咳止め成分(総合感冒薬)Decolgen Forte、Tiffyいずれもパラセタモール+フェニレフリン+クロルフェニラミン配合。配合比率は異なる
太田胃散制酸剤(炭酸水素ナトリウムなど)Gaviscon(Reckitt Benckiser製)Gavisconはアルギン酸ナトリウム+炭酸水素ナトリウム配合。Long Chau等で購入可能
正露丸木クレオソート同成分薬なし → Berberin、Smecta で代用木クレオソート製剤はベトナム未流通。Berberinは現地の定番下痢止め、Smectaは吸着型止瀉薬
ビオフェルミン乳酸菌(ビフィズス菌・フェーカリス菌)Biosubtyl(Biopharco製)、Bioflora(Biocodex製)Biosubtylはベトナム国産の整腸剤。Biofloraはサッカロミセス・ブラウディ酵母配合
ムヒジフェンヒドラミン(抗ヒスタミン外用)Phenergan Cream(プロメタジン2%)Long Chauなどで購入可能。プロメタジンも抗ヒスタミン成分で虫刺され・かゆみに使用
ロート目薬ビタミンB6・清涼成分などV.Rohto(Rohto-Mentholatum Vietnam製)ロート製薬のベトナム現地法人が製造。V.Rohto Cool、V.Rohto Vitaminなど複数ラインナップあり

薬局で成分名を伝えるベトナム語フレーズ

特定の成分を含む薬を探したい場合は、以下のフレーズが役立ちます。

  • 「Tôi cần thuốc có thành phần [成分名]」([成分名]が入った薬がほしいです)
  • 「Có thuốc chứa paracetamol không?」(パラセタモールを含む薬はありますか?)
  • 「Có thuốc chứa ibuprofen không?」(イブプロフェンを含む薬はありますか?)
  • 「Tôi muốn mua thuốc nhỏ mắt V.Rohto」(V.Rohtoの目薬を買いたいです)

成分名は英語のまま伝えれば通じることがほとんどです。スマートフォンに成分名を表示して見せるとさらにスムーズです。

🛒 渡航前に準備しておきたい常備薬

ベトナムの薬局でも薬は買えますが、体調が悪い時にベトナム語で症状を伝えるのは大変です。飲み慣れた日本の薬を渡航前に準備しておくことをおすすめします。

お腹のトラブルに備えて

ベトナム生活で一番多いのがお腹のトラブル。水や食べ物が変わるだけで下痢になることも珍しくない。正露丸は食あたりにも効くし、日本人なら飲み慣れているから安心感がある。ベトナムでは手に入らないので、渡航前に必ず用意しておきたい。

頭痛・歯痛の備えに

ベトナムの薬局でもイブプロフェンやパラセタモールは買えるけど、飲み慣れた鎮痛剤が手元にあると安心。特に赴任直後は慣れない環境でストレスから頭痛が出やすい。

食べ過ぎ・胃もたれに

ベトナム料理は脂っこいものやスパイスが効いたものが多く、胃が荒れやすい。太田胃散の分包タイプなら持ち運びも楽で、食後にサッと飲める。

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