⚠️ 医療情報についての注意 本記事は薬の入手方法に関する参考情報であり、診断・治療のアドバイスではありません。持病・アレルギー・服用中の薬がある場合は、必ず薬剤師または医師に申告してから薬を選んでください。記載の価格・処方区分は2026年8月時点の情報で、店舗により異なる場合があります。
胃もたれ・胸焼けと食あたりは、使う薬が違う
ホーチミンで胃の調子が悪くなった時、原因によって選ぶべき薬は変わります。下痢や腹痛を伴う食あたりの場合は、食あたり時はこちらの記事で店舗選びと対処法を解説しています。この記事では、脂っこい食事や外食続きで起こる胃もたれ・胸焼け・膨満感など、胃酸によるトラブルに使う「制酸剤」の選び方と買える店を整理しました。
処方箋なしで買える制酸剤
胃酸を中和して症状を和らげるタイプの薬は、Pharmacity・Long Chauなど主要薬局チェーンで処方箋なしに購入できます。
Gaviscon(ガビスコン)
アルギン酸ナトリウムと重曹(炭酸水素ナトリウム)を配合した英国Reckitt Benckiser製の制酸剤です。液状のサシェ(小袋)タイプで、Long Chauのオンライン価格では24包入り1箱が150,000〜200,000VND前後(2026年8月時点、店舗により変動)。常備薬の対照表では、日本の「太田胃散」に近い成分の薬として紹介されています。
Yumangel(ユマンゲル)
韓国Yuhan製で、アルマゲートを主成分とする小袋タイプの制酸剤です。ベトナムの薬局でよく見かける定番ブランドで、20包入り1箱が90,000〜140,000VND前後(2026年8月時点)。パッケージの黄色いYマークが目印です。
いずれも症状(胸焼け・胃もたれ・膨満感)を薬剤師に伝えれば、適した商品を案内してもらえます。
その他の制酸剤:Maalox(マーロックス)
水酸化アルミニウムと水酸化マグネシウムを配合したチュアブルタイプの制酸剤で、1錠あたり1,000VND前後と安価です。世界的には定番の制酸剤ブランドですが、今回複数の薬局系サイトを確認した範囲では、処方区分の表示が情報源によって一致しませんでした(OTCとして扱うページと、処方薬に近い注意書きを付けるページが混在)。断定を避け、購入前に薬剤師へ確認することをおすすめします。
オメプラゾールなど胃酸を抑える薬は処方薬区分に注意
胃酸の分泌そのものを抑えるタイプの薬(プロトンポンプ阻害薬=PPI、H2ブロッカー)は、日本ではOTCで買える製品もありますが、ベトナムでは扱いが異なります。
Long ChauのOmeprazole(オメプラゾール)各社ジェネリックの商品ページを確認したところ、いずれも「薬剤師への相談が必要な製品」という注記付きの処方薬区分で案内されていました。Famotidine(ファモチジン)も同様に、ページ上で医師の指示がある場合のみ販売する製品として明記されています。
これらの薬を日本の市販薬と同じ感覚で店頭に並んでいるものとして探すと、処方箋の提示を求められたり、薬剤師から受診を勧められたりする可能性があります。実際の店頭対応まで確認できているわけではないため、確実に今すぐ買いたい場合は、上記のGaviscon・Yumangelのような制酸剤を優先し、症状が続くようなら薬剤師や医師に相談するのが安全です。
買える店:Pharmacity・Long Chau
制酸剤・胃薬を探すなら、市内に多数の店舗を展開するPharmacityとLong Chauが確実です。どちらも英語表記の薬棚があり、症状を伝えれば薬剤師が商品を案内してくれます。
- Pharmacityは公式アプリで在庫検索・最寄り店舗検索が可能。24時間営業の店舗もあります(詳しくは深夜営業の薬局ガイド)
- Long Chauはオンライン注文・自宅配達サービスも展開しており、商品ページで価格や処方区分を事前に確認できます
薬局で使えるベトナム語フレーズ
- 「Tôi bị ợ nóng」(トイ ビ オー ノーン)= 胸焼けがあります
- 「Tôi bị đầy bụng, khó tiêu」(トイ ビ ダイ ブン、コー ティエウ)= お腹が張って消化不良気味です
- 「Cho tôi thuốc dạ dày không cần toa」(チョー トイ トゥオック ザー ザイ ホン カン トア)= 処方箋不要の胃薬をください
- 「Thuốc này có cần toa bác sĩ không?」(トゥオック ナイ コー カン トア バック シー ホン)= この薬は医師の処方箋が必要ですか?
より詳しいフレーズは薬局での薬の買い方にまとめています。
使用時の注意
制酸剤は症状を和らげる対症療法薬です。持病(腎臓疾患など)がある方、他の薬を服用中の方、妊娠中の方は、市販薬であっても自己判断で使わず、必ず薬剤師に申告してから相談してください。
黒色便、血を吐く、激しい腹痛、38度以上の発熱を伴う場合や、市販薬で数日改善しない場合は、様子を見ず日本語対応の病院を受診してください。
関連ページ
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