⚠️ 訪問前の確認推奨 紹介している店舗は2026年5月時点の情報です。スペシャリティコーヒー店は移転・改装・営業時間変更が頻繁なので、訪問前に Instagram や Google Maps で最新営業状況を確認することをおすすめします。ホテルから Grab で向かう場合は、ベトナム語で店名・住所を再確認してもらうと安全です。豆の在庫や本日のシングルオリジンが気になる方は、事前に Instagram DM で問い合わせると親切に答えてくれる店舗が多いです。
「ベトナムコーヒー=練乳ドバドバの黒い液体」のイメージで初日に Phin を一杯飲んで、それで終わり…という旅、もったいないのです。
ホーチミンには SCAA 80点以上のスペシャリティ豆を、自家焙煎して V60 や Aeropress で淹れる第三波(サードウェーブ)コーヒー店 が、過去5年で一気に増えました。ベトナムは世界第二位のコーヒー生産国でありながら、長らく「安いロブスタを大量輸出する国」で、自国民向けのスペシャリティ市場は未開拓だった。それが2018年前後から、Lam Dong(ダラット)や Son La の 高地アラビカ栽培+帰国した若手バリスタの マイクロロースタリー文化 が交わって、サイゴンが東南アジアの新しいコーヒーハブに育ちつつあります。
この記事は、Phin はもう飲んだ、Highlands も Cộng も体験した、次は本気のシングルオリジンを試したい という方向けの厳選10店舗ガイド。各店の哲学を散文で紹介しつつ、住所・営業時間・抽出方法・価格を ShopCard でまとめました。住所コピーボタン📋 と Google Maps 起動ボタン🗺️ つきなので、Grab 配車前にペタッと貼り付けて使ってくださいね☕
スペシャリティコーヒーって、そもそも何?
業界定義では SCAA(Specialty Coffee Association of America)の評価で 100点満点中 80点以上 を取った豆を「スペシャリティ」と呼びます。評価項目は香り・酸味・後味・バランス・甘味など 10指標。さらに 農園・標高・品種・精製方法(ナチュラル / ウォッシュド / ハニー等)まで追跡可能 であることが条件です。
ベトナム特有の論点として、ロブスタ品種でもスペシャリティグレードが存在する こと。Khe Sanh(Quang Tri 省)や Son La の標高 1,200m 超のロブスタは、従来の「安いロブスタ」イメージを覆す華やかなフルーツ感を持ちます。本記事の店舗の中にも、ロブスタスペシャリティを推す店(43 Factory、Bosgaurus 等)があります。
抽出方法も伝統 Phin だけじゃなく、V60(ハリオ式ハンドドリップ)/ Aeropress / Chemex / エスプレッソマシン が選べる店ばかり。お店ごとに推奨抽出が違うので、注文時に「what brewing method do you recommend for this bean?」と聞くのがマナーかつ正解です。
🌿 焙煎の聖地・在住者の総合定番
⭐ The Workshop(ザ・ワークショップ)
サイゴンのスペシャリティコーヒーシーンを語るうえで外せない、2014年創業の老舗ロースタリーカフェ。フランス植民地時代の建物を改装した広々とした空間、店内に鎮座する焙煎機、そして抽出方法ごとに整理されたメニュー。初めてのスペシャリティ体験から在住歴10年以上のコーヒーオタクまで、誰が来ても満足できる「最大公約数の正解」です。
V60 / Aeropress / Syphon / Cold Brew / Espresso の5種から選べ、豆も Ethiopia Yirgacheffe / Colombia Huila / Lam Dong Arabica / Khe Sanh Robusta など世界各国+ベトナム産がラインナップ。バリスタが「酸味系か、コク系か」「ホットかアイスか」をヒアリングして提案してくれる接客レベルの高さも特筆もの。
The Workshop Coffee
The Workshop
2014年創業のサードウェーブ聖地。店内焙煎、V60/Aeropress/Syphon 完備、英語対応抜群。初心者も上級者も満足できる総合力ナンバーワン。
💡 4階エレベーターなので、入口が分かりにくい人多数。1階の細い階段を見つけて「The Workshop ↑」の看板を辿ってください。
⭐ Shin Heritage Saigon(シン ヘリテージ サイゴン)
「ベトナム産アラビカで世界と戦う」を掲げる Shin Coffee の旗艦店。創業者 Nguyen Huu Long 氏は日本で焙煎技術を学んだバリスタで、Lam Dong 省 Cau Dat(標高 1,500m)の自社農園豆を中心にラインナップを構成。ベトナム伝統の Phin 抽出も用意しつつ、V60 や Espresso ベースのモダンメニューも完備した「伝統と現代の架橋」がコンセプト。
店内は木目を活かしたアジアンモダンで落ち着いており、メニューには各豆の標高・品種・精製方法・テイスティングノートが英語+ベトナム語で記載。観光客にも理解しやすい構造です。Cau Dat Arabica の Honey Process はジャスミンとピーチを感じる華やかさで、ベトナム産アラビカのポテンシャルを実感できる1杯。
Shin Heritage Saigon
Shin Coffee
日本で学んだ焙煎家による Cau Dat アラビカ専門店。伝統 Phin と V60/Espresso の両方を本気で出す稀有な店。ベトナム産の本気を知りたい方に。
Bosgaurus Coffee Roasters(ボスガウルス コーヒー)
「Bos gaurus(インドガウル=ベトナム在来の野生牛)」を店名に掲げる、ベトナム高地豆専門ロースタリー。Lam Dong / Son La / Quang Tri の標高1,000m超エリアの豆を直接買い付け、店内小型焙煎機で焙煎するスタイル。店主のこだわりが強く、メニュー数は控えめながら「今日の1杯」のクオリティは市内トップクラスとの呼び声も高い。
店内は10席程度のこぢんまりとした空間で、コーヒーに集中するための「修行場」のような静けさ。会話より一杯の余韻を楽しむタイプの店です。豆購入も人気で、焙煎日が明記された 200g 真空パックは在住者のリピート購入率が高いアイテム。
Bosgaurus Coffee Roasters
Bosgaurus
ベトナム高地アラビカ専門の小型ロースタリー。静寂と一杯への集中を求める方に。豆購入のリピーター多数。
🏭 産地・農園重視派のロースタリー
43 Factory Coffee Roaster(フォーティスリー ファクトリー)
Da Nang(ダナン)発、現在ハノイ・ホーチミンにも展開する アジア圏で名の知れた高品質ロースタリー。世界各地のシングルオリジン豆を取り扱い、SCA 認証バリスタが抽出する V60 や Espresso は地元コーヒーマニアから絶大な支持を集めます。Da Nang 本店は焙煎ラボ見学ツアー(要予約)もあり、コーヒー好きの聖地巡礼先。
サイゴン店舗は Vo Van Tan 通り(D3)に位置し、ガラス張りのモダン店舗。価格はやや高めですが、Geisha 品種や Ethiopian Natural のような希少豆を国際水準で味わえます。テイスティングフライト(3種飲み比べ)も用意されており、好みのプロファイルを探求したい方に最適。
43 Factory Coffee Roaster Saigon
43 Factory
Da Nang 発の国際水準ロースタリー。Geisha・Ethiopian Natural 等の希少豆+テイスティングフライトでプロファイル探求が可能。
Saigon Coffee Roastery(サイゴン コーヒー ロースタリー)
地元若手バリスタが立ち上げた マイクロロースタリー。店名通り「サイゴン産のコーヒー文化を再定義する」がコンセプトで、ベトナム各産地の小規模農園と直接契約し、毎週ラインナップが入れ替わるダイレクトトレード型。
カウンター越しにバリスタと会話しながら抽出を見守るスタイルで、英語対応も流暢。価格は中堅クラスで、初めての V60 体験にも気負わず入れます。SNS 映えする店内ではなく「真剣にコーヒーと向き合う場所」を求める方向け。
Saigon Coffee Roastery
SCR
若手バリスタによるダイレクトトレード型マイクロロースタリー。毎週入れ替わる小規模農園豆+カウンター越しの会話が楽しい店。
Aobaba Coffee(アオババ コーヒー)
「Áo bà ba(アオババ=メコンデルタの伝統的な黒い農作業服)」を店名に冠した、産地別豆専門のスペシャリティ専門店。Đắk Lắk / Lâm Đồng / Sơn La の3大産地を中心に、産地別・焙煎日付明記のシングルオリジンを揃えます。
5区・1区・7区に複数店舗あり、内装はカジュアル+木目調で長居しやすい雰囲気。豆は袋詰めギフトセット(150gx3種など)の品揃えが豊富で、お土産用にも最適。コーヒー教室(Phin / V60 体験会)を不定期開催しているので、興味ある方は Instagram をチェック。
Aobaba Coffee
Aobaba
メコンデルタの服を店名に冠した産地別豆専門店。お土産用ギフトセットの品揃えが豊富、コーヒー教室も不定期開催。
☕ 抽出方法に特化したマニア店
Drip Bar Coffee(ドリップ バー コーヒー)
店名通り V60 / Chemex / Aeropress / Kalita Wave に特化したハンドドリップ専門店。バリスタがカウンター越しに4種の抽出器具を並べ、豆ごとに最適な器具とレシピで提供。エスプレッソマシンを置かない潔さが特徴で、ハンドドリップの世界に没入したい方向け。
豆は週替わりで、Ethiopian / Kenyan / Panama Geisha 等の華やか系を中心にラインナップ。1杯抽出に5-7分かけるため、混雑時は待ち時間を覚悟して、本を1冊持っていくのが正解です。
Drip Bar Coffee
Drip Bar
V60/Chemex/Aeropress/Kalita Wave 特化のハンドドリップ専門店。エスプレッソマシンなし、抽出器具を見ながら待つ時間が楽しい。
Tropical Coffee(トロピカル コーヒー)
D2 Thao Dien エリアの 駐在員・在住者御用達 スペシャリティ。オーストラリア式の Flat White や Cortado を本格的に出す数少ない店で、エスプレッソマシンに投資した結果、ミルクベースドリンクのクオリティが市内トップクラス。
ベトナム産アラビカ+輸入豆のブレンドで構成された Signature Espresso は、酸味と甘味のバランスが取れた飲みやすさ。Thao Dien の閑静な路地に位置し、テラス席で朝食を取りながらの1杯がおすすめ。
Tropical Coffee
Tropical
D2 Thao Dien の駐在員御用達。オーストラリア式 Flat White/Cortado が本格、エスプレッソマシンに投資した本気のミルクドリンク。
Le Coffee(ル コーヒー)
ベトナム伝統建築を改装した、インスタ映えと本格スペシャリティの両立 を狙う店。木と漆喰を活かした店内は SNS で話題になりやすく、観光客にも人気。
ただ「映え」だけじゃなく、豆の品質と抽出技術もしっかり押さえており、Lam Dong 産アラビカの V60 や Coconut Coffee(伝統的なココナッツミルク入りベトナムコーヒー)のスペシャリティ版が看板メニュー。観光と本格コーヒーを両立したい1日に最適。
Le Coffee
Le Coffee
ベトナム伝統建築を活かした映えと本格の両立店。スペシャリティ Coconut Coffee が看板メニュー、観光導線と相性◎。
Note Coffee Saigon(ノート コーヒー サイゴン)
ハノイ発の有名 Note Coffee のサイゴン版。モダンミニマリスト系の内装 にスペシャリティ豆を組み合わせたコンセプトで、若いベトナム人クリエイター層に支持されています。
メニューは V60 / Espresso 中心、Egg Coffee(ハノイ伝統の卵黄入りコーヒー)のスペシャリティ版も用意。ハノイ文化をサイゴンで味わいたい方や、北部と南部のコーヒー文化の違いに興味がある方に最適です。
Note Coffee Saigon
Note Coffee
ハノイ発のミニマリスト系スペシャリティ。Egg Coffee のスペシャリティ版あり、北部と南部のコーヒー文化対比が楽しめる。
🎯 目的別早見表
☕ ハンドドリップ初心者 → どこ
- The Workshop(D1)- メニュー解説あり、英語対応抜群、初回相談しやすい
- Shin Heritage(D1)- ベトナム産アラビカに絞られていて選択肢シンプル
- Saigon Coffee Roastery(D1)- カウンター越しに会話しながら学べる
🔥 焙煎見学したい → どこ
- The Workshop(D1)- 店内オープン焙煎機、営業時間中に見学可
- Bosgaurus(D3)- 小型焙煎機店内設置、運次第
- 43 Factory(Da Nang 本店)- 要予約のロースタリーツアーあり
🌱 アラビカ豆持ち帰り → どこ
- Bosgaurus(D3)- 焙煎日付明記、リピーター多数
- Shin Heritage(D1)- Cau Dat 自社農園豆
- Aobaba Coffee(複数店)- お土産用ギフトセット充実
- The Workshop(D1)- 真空パック対応、定番ベトナム+世界各国
📸 インスタ映え系 → どこ
- Le Coffee(D1)- ベトナム伝統建築×洗練デザイン
- The Workshop(D1)- フランス建築×焙煎機の絵
- Note Coffee(D1)- モダンミニマリスト系
🔇 静かに集中したい → どこ
- Bosgaurus(D3)- 修行場のような静けさ
- Drip Bar Coffee(D1)- 抽出を見守る静かな時間
- Tropical Coffee(D2)- Thao Dien の閑静な路地
💼 ノマド利用したい → どこ
- The Workshop(D1)- Wi-Fi 安定、コンセント多数、長居 OK
- Tropical Coffee(D2)- 朝活に最適、駐在員多数
💡 ノマド利用に特化したカフェは ホーチミン ノマド向けカフェガイド で別途まとめています。
🗺 エリア別マップ
1区(中心部)
- The Workshop(Ngo Duc Ke、4F)
- Shin Heritage Saigon(Pasteur 70)
- Drip Bar Coffee(Pasteur 148)
- Saigon Coffee Roastery(Tran Khac Chan、Tan Dinh)
- Le Coffee
- Note Coffee Saigon
- Aobaba Coffee(複数店)
3区
- Bosgaurus Coffee Roasters(Tran Cao Van 21)
- 43 Factory Coffee Roaster(Vo Van Tan 24)
2区 Thao Dien
- Tropical Coffee
- 各種ブランチカフェに併設のスペシャリティ豆コーナー多数
💡 1区中心部に7店舗集中しているため、半日で3-4店舗ハシゴが現実的です。Pasteur 通り(Shin → Drip Bar)と Ngo Duc Ke(The Workshop)は徒歩圏内。
💰 価格帯別マップ
一杯 50,000-80,000 VND(約300-470円)
- Saigon Coffee Roastery
- Aobaba Coffee
- Bosgaurus(一部)
- Note Coffee
一杯 80,000-120,000 VND(約470-700円)
- The Workshop
- Shin Heritage(標準ライン)
- Drip Bar Coffee
- Le Coffee
- Tropical Coffee
一杯 120,000-200,000 VND(約700-1,200円)
- 43 Factory Coffee Roaster(Geisha 品種等)
- Shin Heritage(Special ライン)
🌱 ベトナム産アラビカの注目品種
スペシャリティ巡りをしながら、ぜひ意識してみたいのが ベトナム産アラビカの品種。コーヒーは赤ワインのように品種で味が大きく変わります。
| 品種 | 産地 | 特徴 |
|---|---|---|
| Bourbon(ブルボン) | Lam Dong / Son La | 古典的アラビカ、甘味と複雑性 |
| Catimor(カチモール) | Lam Dong | 病害強い、軽快な飲み口 |
| Typica(ティピカ) | 標高1,500m帯 | 繊細な酸味、フルーティ |
| TR4 | ベトナム独自開発 | 安定した品質、商業流通向け |
| Geisha(ゲイシャ) | 一部実験農園 | ジャスミン香、超希少 |
The Workshop / Shin Heritage / Bosgaurus のメニューには品種が明記されていることが多いので、注文時に「what variety is today's Lam Dong bean?」と聞いてみると、世界が一気に広がります。
🗣 スペシャリティカフェで使えるベトナム語+英語フレーズ
| 日本語 | ベトナム語 / 英語 | カタカナ |
|---|---|---|
| 今日のおすすめは? | Hôm nay có gì ngon? / What do you recommend today? | ホム ナイ コー ジー ンゴン |
| ハンドドリップでお願いします | Cho tôi pha thủ công / Pour over please | チョ トイ ファ トゥー コン |
| 酸味系が好みです | Tôi thích vị chua / I prefer fruity / acidic | トイ ティック ヴィ チュア |
| コクのある豆をください | Tôi thích vị đậm đà / I prefer full-bodied | トイ ティック ヴィ ダム ダー |
| 豆を200g買いたい | Tôi muốn mua 200 gram cà phê hạt / I'd like 200g of beans | トイ ムオン ムア ハイ チャム グラム カフェ ハット |
| 焙煎日はいつですか? | Ngày rang là khi nào? / When was it roasted? | ンガイ ザン ラー キー ナオ |
| 真空パックでお願いします | Đóng gói chân không giúp tôi / Vacuum pack please | ドン ゴイ チャン コン ジュップ トイ |
| アイスでお願いします | Cho tôi đá / Iced please | チョ トイ ダー |
| シングルオリジンありますか? | Có cà phê đơn nguồn không? / Do you have single origin? | コー カフェ ドン グオン コン |
☕ ハシゴ提案:半日でサードウェーブ3軒巡り
Aコース:1区中央集中型(午前3時間)
- 08:30 The Workshop で V60 + 軽食ブランチ(90分)
- 10:30 徒歩で Shin Heritage へ移動(5分)、Cau Dat Honey Process 試飲(45分)
- 11:30 Drip Bar Coffee で Chemex 1杯+豆購入(40分)
→ 12:30 にはランチへ。3軒で合計 250,000-350,000 VND(約1,500-2,000円)
Bコース:1区 + 3区マニア型(半日)
- 09:00 Bosgaurus で Lam Dong Arabica(D3、60分)
- 10:30 43 Factory で Geisha テイスティングフライト(D3、90分)
- 12:30 Grab で 1区移動 → The Workshop ランチ+ Cold Brew(90分)
→ 14:30 終了。合計 400,000-550,000 VND(約2,400-3,300円)
Cコース:D2 Thao Dien 落ち着き型(半日)
- 08:00 Tropical Coffee で Flat White + ブランチ(90分)
- 10:00 Marou Cafe Thao Dien に移動、チョコレート+エスプレッソ(60分)
- 11:30 Thao Dien 路地裏散策 → ランチ
💡 Marou Cafe(Thao Dien 旗艦店)はチョコレートが主役ですがコーヒーも本格派。お土産購入も兼ねるなら ホーチミンの「知る人ぞ知る」お土産ブランド も参照を。
⚠️ 訪問前にもう一度チェック
スペシャリティ系の個店は、観光客向けチェーンと違って 営業時間や定休日が頻繁に変わります。特に Tet(旧正月、1月下旬〜2月上旬)期間は1-2週間休業する店も多いです。
訪問前に下記を確認しておくと安心:
- Instagram で最新営業時間 をチェック(多くの店が DM 対応してくれます)
- Google Maps の「いまの営業時間」 で当日休業情報を確認
- ホテルのコンシェルジュ経由で電話確認 を依頼(ベトナム語でのやり取りが確実)
- 豆の在庫確認 は事前 DM がベスト(特に希少 Geisha 等)
- 団体利用の場合は要予約 (特に 43 Factory のテイスティングフライト席)
ホテルから Grab で行く場合のフレーズ: "Could you call this cafe to check if they are open today and have today's single origin in stock?" (このカフェが今日営業しているか、本日のシングルオリジンの在庫があるか、電話で確認してもらえますか?)
❓ よくある質問
Q. ベトナム伝統 Phin とスペシャリティ、どっちが偉いの? A. 優劣ではなく 別ジャンル です。Phin は『ベトナム文化の体験』、スペシャリティは『豆と農園のテロワール体験』。両方飲み比べてこそ、ベトナムコーヒー文化の幅広さが分かります。1日目に Phin、2日目にスペシャリティ、という旅程がベスト。
Q. ロブスタとアラビカ、結局どう違うの? A. ロブスタは強い苦味+カフェイン2倍、低地で育つ、ベトナム生産量の大半を占める。アラビカは華やかな酸味+繊細な甘味、高地(800m+)でしか育たない、ベトナムでは Lam Dong / Son La 等の高地で栽培。スペシャリティはアラビカが主流ですが、ベトナムの一部ロースタリー(43 Factory / Bosgaurus 等)は高地ロブスタのスペシャリティも推しています。
Q. 機内持ち込みで豆を持ち帰る時の注意は? A. 真空パックの 200g-500g なら預け荷物・機内持ち込みともに問題なし。液体ではないので 100ml ルール対象外です。ただし 匂いが強いので、衣類との分離梱包推奨。チェックインカウンターで「coffee beans」と申告すれば追加検査も少ない。Marou チョコレートと組み合わせるとお土産バリエーションが広がります。
Q. カフェイン苦手なんですが、デカフェはありますか? A. The Workshop / Shin Heritage / 43 Factory はデカフェ(CO2 法処理)を常備しています。事前に「decaf available?」で確認を。スイスウォーター法より CO2 法のほうがフレーバー残るので、デカフェでもスペシャリティらしい体験ができます。
Q. 日本に帰ってからも淹れたいです、必要な器具は? A. 最低限: V60 ドリッパー(1,500円)+ ペーパーフィルター + ドリップポット(細口やかん)+ 豆挽きミル(手挽きで OK、3,000円〜)+ デジタルスケール(必須、1,500円〜)。総予算1万円以下で本格スタート可能。挽き目は中細挽き(グラニュー糖と上白糖の中間)が目安。豆挽きの新鮮さが味の8割を決めるので、ミルは必ず購入してください。
Q. 子供連れでも行けるカフェはありますか? A. The Workshop / Le Coffee / Tropical Coffee は広めの店内+ベビーチェアあり。Bosgaurus / Drip Bar は狭く静かな空間なので子連れにはやや不向き。子連れ旅行の詳細は ホーチミン子連れ旅行ガイド を参照。
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「ベトナムコーヒー=練乳ドバドバ」は 入口の物語、ここで紹介した10店舗は 入った後の世界。
Lam Dong 標高 1,500m の Honey Process アラビカを V60 でゆっくり淹れる5分。Khe Sanh の高地ロブスタが意外なほどフルーティに香る瞬間。バリスタが「この豆は Phan さんっていう農家が作ってて…」と語り出す時間。豆の向こうにある農園と人を想像できる1杯 が、サードウェーブの本当の魅力です☕
訪問の際は、急がず、混雑時を避けて、バリスタとの会話を楽しんでください。それがスペシャリティ巡りの最大の作法なのだ🌸